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WBC1次ラウンドを終えて

6日のキューバ戦で第1ラウンドA組すべての試合が終了し、日本は2勝1敗の成績で東京での2次ラウンドに進出した。ここから本格的に戦いが激化していく中で、現役メジャーリーガーがおらず当初は期待の低かった日本代表の「色」は出ているだろうか。残念ながら、まだ見えてきていないというのが見ている者の印象だろう。

戦前から「スモール・ベースボール」を掲げているように、投手力を中心として少ない得点を守り抜く野球をせざるを得ない事は分かっていた。ただそれは、最低限、得点が少なくても投手を含めたディフェンス面で手堅く勝てるようにしておくということでもあったはずだ。仮に点を大量に取れるのであれば、当然ながら大量得点したいはずだ

ところが、現段階の日本代表には「がむしゃらに点を取りに行く」という部分が欠けているように感じられる。具体的には、山本浩二監督の組むオーダーがほとんど機能していない。試合ごとに打順の変更は行っているものの、結果が伴わない。第1ラウンド終了時の日本のチーム打率は2割1分7厘。キューバの3割2分と比べるとその貧打ぶりは明白だ。こういった状況ではヒットエンドランなどの積極的な策も講じづらい。

<機能しない山本監督のオーダー>

「調子の良い者を使っていく」
大会前の強化試合の時点から山本監督はそう述べていた。これはプロ野球ならクライマックスシリーズや日本シリーズのようないわゆる短期決戦では常套手段として使われ、正しい手法であると言われる。

しかしその言葉とは裏腹に、チームは打線の上位の方で、長野久義、鳥谷敬、松井稼頭央、阿部慎之助といった調子の上がっていない選手を、順番こそ代えてはいるものの使い続けている。9回まで零封されたキューバ戦後、同監督は「チャンスはあったがつながらなかった」とコメントしたが、調子の良くない者を並べていてはつながるものもつながらない

『調子が上がらなくても決めた選手と心中する』というのであればそれでも構わない。だがそれならば、それぞれの打順には役割というものがあるのだから、やたらと変えるべきではないのではないか。変えるのであれば、監督の言葉通り、中田翔(打率5割7分1厘)や糸井嘉男(同3割)、松田宣浩(同3割)といった選手を上位で使うべきだ。とりわけ糸井などは足が速く、出塁率も高い(昨季の4割4厘はパ・リーグ1位)のだから、1番で使ってはどうか。
 
キューバ戦で2安打を放った井端弘和も、ベンチに置いておくのはもったいない。ボールの見極めもできているようで、現段階では鳥谷や松井よりも先発メンバーにふさわしいように思える。

また、選手をまんべんなく使おうとする采配も気になる。多くの選手にできるだけ場慣れさせたいという思いがあるのかもしれないが、それは大会前の強化試合で済ませておくべきこと。そのあたりでも「調子の良い者を使う」という言葉に矛盾しているし、選手の緊張感を奪う行為となっているように感じられる。甲子園で負けているチームの最終回思い出打席じゃあるまいし、到底勝ちにこだわる采配とは受け取れられない

以上のことを考えると、山本ジャパンとはどんな野球をするのかと問われたとしても、答えに窮してしまう。名采配と迷采配を分ける差は、結果だ。どれだけオーダーをいじろうとも、結果が伴えば名采配となる。

私が山笠クラブを率いる中で常々思っていることであるが、ナンバー1の監督である必要はない。ナンバー1チームの監督という意識を持ってほしい。

自分が決めた選手に自信を持ち、伸び伸びプレーさせることに力を注ぐ。“負けられない”や、“3連覇”のプレッシャーをかけるのではなく、負けたときの責任は俺が取るから楽しんで野球してこい位の器量が欲しい
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