スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『カワイイ区』の可愛くない話。 その2

20130219k0000e040187000p_size5[1]

見切り発車でナゾが多い「カワイイ区」。なぜこのような“愚行”がまかり通ったのか、事の経緯を検証すると、話を持ちかけたのは篠田麻里子サイド。市側の説明によれば、篠田氏側から市秘書課に、「高島市長に会いたい」という連絡があり、市役所内での会談が実現したという。出席したのは篠田氏とそのマネージャー、高島市長、市広報戦略室長(現市長室長)、市長秘書の5人だった。

高島市長と篠田氏の会話は弾み、福岡をファッションで盛り上げたいという話題から「カワイイ区」の実現が提案されたという。提案したのは公表された通り篠田氏であることを市側も認めている。

篠田氏側から高島市長に会談を申し入れ、彼女自身が「カワイイ区」構想を持ち出したという経緯は、目的が“売名”にあることを疑われてもおかしくはあるまい。市側の説明によれば、篠田氏は1円も受けとらないことになっているというが、「カワイイ区」の新設と区長就任のニュースは、NHKを除くすべてのキー局テレビ番組で紹介されたほか、西日本新聞はもちろんのこと、読売、朝日、毎日、日経など主要紙を含む多くの媒体によって取り上げられていた

露出の多さが生命線となるタレントとしては、十分過ぎるほどの宣伝になっているのである。

その後の展開を考えれば、一人のタレントの売り込みに乗って、公費支出を伴う事業を市内部の議論や議会への説明もなく市長の専決で決めたという構図が浮かび上がる。お調子者市長の面目躍如たる仕事ぶりだが、度を越えているという批判が市内外から上がっていることは事実だ。

市役所1階の改装、二階建てバスの購入といった喫緊の課題ではなかった事業に、いずれも億単位の税金が“市長の一存”で投じられてきたのだ。暴走を止められない市幹部はもちろん、チェック機能を果たせていない市議会にも問題がある

こうしてスタートした「カワイイ区」だが、福岡市にとってのメリットが何なのか未だに判然としない。首都圏の若い世代に福岡の魅力をアピールすることを狙った事業なのだと言うが、具体的な内容と効果は明示されていない。
 
そもそも、電通との契約は来年の3月までとなっており、その後もカワイイ区を続けるかどうかさえ正式決定していないのだという。
 
AKB48の篠田麻里子が、いつまで人気を保ち続けるのか分からないが、一時的なタレント人気にすがらなければならないほど、福岡の魅力が乏しいとは思えない。トップダウンで始まった「カワイイ区」は、公費を投入して行政のやる事業としてはあまりに計画性がなさ過ぎる。また、内容が幼稚であることは述べてきた通りだ。

目立つことばかりに税金を使いたがる高島市長だが、就任以来の2年間で、この市政トップが子育て世代やお年寄りのための施策で目立った情報発信をしたという記憶はない。市民の暮らしには見向きもせず、観光だのバーチャルだのではしゃぎ回る高島市長。もはや“若い”ということで許される状況ではなくなってきたのではないか。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。