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甲府J1昇格、福岡J2残留決定。

「J1相手にどれだけやれるか楽しみな試合」(城後寿)。そう話していた天皇杯3回戦でしたが、J1の大宮相手に危険な時間帯に集中力を欠いたプレーで先制点を許し、さらに不用意なプレーから2失点。終わってみれば、これまでと何ひとつ変わらぬ内容の敗戦で、アビスパ福岡は天皇杯から姿を消した

第36節の横浜FC戦に引き分けたことで今シーズンのJ1昇格の可能性が消え、残る試合で自分たちがやってきたことをピッチで表現すると話しながらも、続く岡山戦、天皇杯3回戦、栃木戦と、依然として同じことを繰り返している。選手たちの心の内には気持ちを見せようという想いはある。しかし、それが結果に表れることはない

今季のアビスパにとって最大の問題は連携。チームに在籍している選手29人中、主力選手を中心とした19人が在籍2年目以下でその内の13人が1年目である状況を考えると積極的に試合の中で指示を出し合う信頼関係を築くのは難しい問題です。3年以上在籍しているのは、試合に殆ど出場していない生え抜きが多く、試合に出ているのは2年目以下の選手ばかり。

この状況は今季だけの特別な事ではなく、毎年のように大幅に選手を入れ替えているアビスパではこれが常態化しています。アビスパが伝統的に声が小さくおとなしいチームと言われ続けている理由でもあります。

今期は監督が代わり、スタイルを大きく変え、選手も大幅に入れ替え、カテゴリーも変わった(J1→J2)なかで、チーム作りの前にクリアしなければいけない課題がたくさんあるにもかかわらず、1年で結果も出さなければいけないと言う状況である事を考えると前田監督も言いたい事はたくさんあるでしょう

しかし、監督続投をサポーターだけでなく選手やスポンサーに納得させるにはあまりにも今季の成績と内容は悪過ぎますし、良くなっているのではなく悪くなっている結果と内容、さらに選手が試合後に何が悪いのか分からないとコメントしていて、課題が早期に解決出来る目処が立たない事を考えるとフロントが前田監督続投を周りに訴える根拠自体が無くなってしまいます。

来シーズン監督続投か交代か難しい選択ですが、監督を代えると例えスタイルは変えなくても多くの項目でゼロからのスタートになるので今季と同じように厳しいシーズンになることは覚悟しておかなければなりません。

最後に、今のメンバー、今のサポーターで戦える試合も今期残り4試合。1年でJ1昇格という目標を達成することが出来ず辛い試合ばかりが続いたが、仲間とともに勝利を目指して戦った日々の総まとめとしてひたすらに戦う姿を見せてほしい。 『ガムシャラ ~今年だから出せる力がある。2012福岡ヂカラ~』 。そのスローガンこそが、今のチームに求められている。
121014_1901~01
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ヒデヤ戻ってこんかな~、ヒデヤ(・∀・)
私的には去年のメンバーが一番良かった気がします(´д`)

No title

まさに牛の角を蜂がさす。私も去年のメンバーが良かった気がします。中町・・・

No title

NAKAMACHI(^o^)


俺たちの…

No title

FW 城後、成岡、ヒデヤ、重松、ユタカ 
MF 松浦、中町、末吉、ユースケ、鈴木 
DF ミンジェ、丹羽、田中誠、山形、和田、小原
GK 神山、六反
監督 浅野

間違いなく去年が最強! 
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